自費出版の注意点 >> 自費出版

自費出版という方法は、自分が費用の全額を出す必要性がある。
つまり著者に対するリスクが大きいのが特徴で、実際、自費出版トラブルは、著者と業者間の金銭的トラブルが多いのだ。
中でも良くあるパターンが「お金だけ取られたのに、最初と話が違う」というものだ。細かく分けると、「前払いで費用を支払ったのに、本が出版されない」、「書店に本が並ぶはずが、並んでいない」、「多額の費用を提示された」等だ。
これらトラブルを防ぐ為には、「健全な業者選択と、業者との話し合いの徹底」が非常に大切となる。
これは通常のビジネスにも通ずるものだ。
実際問題、どんな業種においても、料金は安いのに人気がない業者というものが存在する。
その理由は、他より料金が安くても、他よりサービスや対応（態度）が悪いからだ。
この例は、自費出版業者を選択する際にも原点となるものなので、もう一度しっかり再認識したうえで業者選択を行なって下さい。
その他の自費出版の注意点としては、本の内容や著作権問題などがある。
自分の書いた本の内容により、他人に損害を与えた場合は「損害賠償」。精神的な苦痛を与えた場合は「慰謝料」を請求される事がある。
ただ、これらは自分が健全に原稿を書いていれば防げるものだ。